柴犬の性格は日本犬特有の性格で、飼い主にたいしてはとても従順で忠実です。
家族の中の力関係を重視するので、自分の主人に対しては従いますが、
格下と思われるものにたいしては見下した態度を取る事もあります。
飼い主であっても、一旦見下されてしまうと、言う事も聞かず、
しかると逆に威嚇、もしくは噛み付かれてしまう事もあるので、
主従関係はしっかり築いておかなければいけません。
しかし、主人とみとめた相手には
たとえどんな仕打ちを受けようと信頼し、忠実に従います。
犬本来の野生の本能も強く、家族を守り、外敵にたいする警戒心も強く、
侵入者に対する防衛本能が強いので、誰にでもなつくと言うものではありません。
神経質で、気難しい所もありますが、非常に我慢強いです。
立派な番犬ですが、しつけておかないと
噛みぐせが付く事もありますので、注意しましょう。
また、帰巣本能(きそうほんのう)が強く、
(知らない土地へ行って、方向がわからなくても、
迷わずまっすぐ自分の家に向かって帰る能力)
猟犬として飼い主と一緒に山奥へ入り込んで迷ってしまっても、
犬に導かれて我が家へたどり着いたと言う話はよく聞きます。
一度飼ったら飼い主を変えるのは難しい犬種なので、
最後まで責任を持って飼いましょう。
柴犬
ビーグル
キャバリア
フレンチブルドッグ
コーギー
柴犬の外見はやや小さめの三角形をした耳で、まっすぐピンと立ち上がって、
正面から見ると丸い顔で、目はりりしく、
ややつり上がっていて、引き締まった顔立ち。
キツネもしくはたぬきにも似た顔立ちをしています。
しっぽはしっかりした巻き尾
(付け根は太く、先端にしたがって細くなり、巻き貝のように渦巻き状のもの)や
差し尾(覆いかぶさるように根元から前方に曲がったもの)で、
体高よりも体長の方が少し長く、
ガッシリとして均整のとれた頑丈な体形をしています。
足の筋肉も発達していて、野山を駆け回るにも適しています。
密集した被毛で厚く、寒さにも強い。
柴犬の毛色は基本的に4色の色からなっています。
『赤毛』
もっとも多い毛色で、柴犬をイメージした時に、
真先にこの色が浮かぶのではないでしょうか。
赤の中には淡赤等や濃い赤なども含んでいます。
『黒毛』
次に多い色がこの黒
黒と言っても、目の上にまゆげのようなタンが入り
(これを日本犬の場合は『四つ目』といいます)
他にも胸や腹、足先、尾の裏側等に白や薄い赤の部分があります。
『胡麻毛』
赤毛に黒毛が混ざったもので、白い部分もあります。
胡麻の中には黒胡麻と赤胡麻があります。
『白毛』
数は少ないですが、全身真っ白な柴犬も居ます。
白毛の場合、鼻の色素が抜けて薄いピンク色になってしまう物が多い。
ラブラドールレトリーバー
ボーダーコリー
パピヨン
シーズー
ヨークシャーテリア
最近では柴犬を更に小型化し、
狭い庭や室内でも飼える『豆柴』『小柴』と言った犬種を耳にします。
しかし、実際には『豆柴』や『小柴』と言った犬種は無く、
また、日本犬保存会でもそういった認定はされておらず、
血統書にもこう言った明記はありません。
柴犬の大きさは
オス:体高38cm〜41cm 体重9kg〜11kg前後
メス:体高35cm〜38cm 体重7kg〜9kg前後
と、言うのが標準の柴犬の大きさだそうです。
この『豆柴』と言われる大きさは、
実際には最近の日本の家庭事情に合わせて、
小柄の柴同士の掛け合わせなどによって作られた大きさです。
展覧会等には出場出来ませんが、
一般の家庭で飼うには飼いやすい大きさと言う事で、最近では人気が高い様です。
しかし、この『豆柴』についても色々なトラブルがある様です。
実際の豆柴の大きさがよくわからない相手に、
『豆柴』といつわって、普通の柴犬を高値で売りつけ、
育ってみると普通サイズの柴犬だったとか、
子犬のうちに充分な栄養を与えなかったりと言う事もあるそうです。
こう言ったトラブルを事前に回避出来る様に、
犬を飼う側の下調べや子犬を販売する相手
(ペットショップやブリーダー)から親犬の情報などを聞いておく事も
大切な事ではないでしょうか。
トイプードル
チワワ
ミニチュアシュナウザー
パグ
ジャックラッセルテリア
柴犬は日本の代表的な小型犬、日本に古くから根付いた犬種で、
昔から本州各地で飼わていました。
柴犬は太古の昔、日本列島に最初に渡来して住みついた人達と一緒に
南方からやって来た犬が今の柴犬の原型だと言われています。
縄文時代には、本州中部から西日本の山岳部を中心に猟犬として、飼われていました。
縄文時代の貝塚等の遺跡からは、今までに犬の骨が200点以上出土されていて、
縄文犬(縄文柴犬)と呼ばれていて、その縄文犬の多くは柴系であったようです。
もともと柴犬は、信州の川上犬をはじめ、
保科犬、戸隠犬、美濃の美濃柴、山陰の石州犬や因幡犬など、
分布する地域によっていくつかのグループに分けられていました。
昭和初期の頃、日本犬の保存運動がおこり、
信州と山陰の柴犬を交配して作られたものが現在の『柴犬』とされていて、
昭和11年(1936年)には『柴犬』として天然記念物に指定されています。
日本の天然記念物に指定された犬種の中で、
地名が名前の中に無いのはこの『柴犬』だけです。
現在は、他の天然記念物日本犬の数は徐々に減ってはいるものの
柴犬だけは日本の至る所で見る事の出来る、
日本の風土に馴染んだ代表的日本犬と言えるのではないでようか。
ボストンテリア
マルチーズ
ポメラニアン
ダックスフンド
ゴールデンレトリーバー